パソコンにデータを保存する危険性
パソコンにデータを保存する危険性
香港の有名俳優が故障したパソコンを修理に出したところ、
パソコンの中に保存していたプライベートな写真を抜き取られ、
ばら撒かれてしまった‥。
当然、犯人はパソコンの修理屋で、事件発覚後すぐに逮捕されたが、
いったん流出したデータは止まらない。
被害はさまざまな方向へ拡大してしまっている。
この問題はパソコンの持ち主が有名人気俳優で、パソコンの中の写真も
有名女優ばかりだったために問題がエスカレートしてしまっています。
私のような一般庶民であれば、もしも仮にプライベートの写真があったとしても、
今回の香港のケースのようにはならないのですが、それでもやはりデータの流出には
細心の注意が必要だと考えさせられますね。
インターネット上で利用するさまざまなサービスにログインするIDやパスワード。
そして銀行口座番号やクレジットカード番号など。
私たちは日々個人情報をパソコンに入力して、さまざまなサービスを利用しています。
ですからセキュリティ対策として、ウイルス対策のソフトをインストールしたり、
SSL通信やパスワードなどを使用してデータの安全性を確保しているのです。
ところが、今回の香港のケースはそれらの対策の効果が得られないところで
起きてしまっています。
「ショルダーバックハッキング」という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言えば、データを盗まれる典型的な方法として
「肩越しに後ろから盗み見られる」ということです。
今回のパソコン修理屋のケースは、非常に悪質だと言えますが、
パソコンはいずれ捨てる日がやってくる消耗品で、しかもその日が
突然今日にもやってくるかもしれないのです。
何の前触れもなくパソコンが壊れたら、その中のデータが必要な場合には、
必ず修理を依頼せざるを得ません。
その際に今回のようなことが起きてしまうと‥
パソコンはとても便利で、私たちの生活に欠かせないものになりましたが、
一方でかつての貸し金庫の中身よりも重要な情報が満載された全財産を
保管している場所になっているのです。
金庫が壊れたからと言って、自分の目の届かない場所で修理することに
同意できますか?
恐ろしくてできませんよね。
ですから、パソコンの中に重要なデータをそのまま入れておくのは
絶対に危険なのです。
せめてファイルにパスワードでもかけておけば、まだ少しは安心ですが、
おそらくそれだけでは不十分でしょう。
私のオススメは、インターネットに接続していないハードディスクにバックアップを
保存しておき、必要な場合はそこからデータをパソコンに移して使う。
そしてそのハードディスクの中に入れた情報をDVDかCDなどのメディアに
コピーしておき、そのコピーは貸し金庫などに保管します。
もしもハードディスクが故障したら復旧できなくなってしまうからです。
そして、コピーが保管されているのであれば、ハードディスクが故障した際には
粉砕して廃棄すればよいのです。
そうすれば大事なデータを他人に渡す必要がなくなります。
そして、ハードディスクに重要な情報を移しておけば、普段使用するパソコンを
修理に出しても、大事なデータを盗まれることがないので安心です。
セキュリティに完璧という言葉は当てはまりませんので、
私がオススメしている方法も、決して完璧とは言えません。
でも、無造作にパソコンにデータを保存して使用している状況と比較すれば
はるかに安全だと思います。
自己責任という重い言葉をしっかりと受け止めて、パソコンとその中のデータの管理を
しっかりとしていきましょう。





